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先日、私のカウンセリングに関する記事に対して、私から見たら少し反論と思えるような記事を目にしたんです。

ちゃんと目にするように、シェアして書かれていたから気づくのは当然なんだけどね……^^;

書かれていたことに関しては思うところもいっぱいあるんだけれど、まぁ、そこに書かれたものはその人の意見なので、そのまま放置しています。

今回はその反論ではなくて（それをしたらしたで面白い記事になると思うけど今回はやめとくーw）、このことに関して私とパートナーとの間であった会話をひとつご紹介しますね。

単に味方になってもらいたくて起きたことを見せた

もう長くネット生活していて、過去にも何度か叩かれたり、反論記事を書かれたりしたことはあります。

やっぱり「この人の書いていることは違うと思う」とか書かれると、その人と意見の相違があるだけなのはわかっているし、私はクライアントさんに叩かれたりするんじゃなければ、私自身を知らない人に何を言われても、それほど落ち込む必要はないと思っているし、今回も実際、さほど落ち込んだというのではないけれど……

でも、全く気にならないと言ったらやっぱり嘘になるよね。

私を知らない人が書いたその記事は、私の伝えたいことが全くちゃんと伝わっておらず、私が一生懸命長文を書いたことに対して、全く読み取ってもらえていないと私は感じたの。

でも本当にそうなのかどうか、一人で思い込んでしまうのも独りよがりだよなと思って、私の文章力がそんなに無いのか、私が言いたいことはきちんと伝わるような状態なのかを判断して欲しくて、私、パートナーに見てもらったんです。

「ねぇ、これ読んでみてくれる？
この、書かれた記事と私が書いた記事の両方……」

と言って、私は彼にスマホを渡しました。

一通り読み終わった彼は、

「こんなの放っておきゃいいんだよ」

と言いながら私にスマホを返しました。

『いや、そうじゃなくて……』
って、女性なら、この反応は違うって思うよね？

私も思いました（笑）

違うよねと思ったときにどう伝えるかが大事

以前の私だったらこんな時、

「もう！　そうじゃなくてさ！
なんでわかってくれないわけ！？
私はそんなことを言って欲しいんじゃないんだってば！
もう見てもらうの間違ったわ。
もういい！」

くらいのことを言っていたと思うんだけどね。

でも今の私は違う表現ができるようになっているので、言葉に気をつけながら説明をしました。

「あのね、もう放ってはあるの。
だからそれを聞きたくて見せているわけじゃないの。
私が書いているものが理解できないと書かれてる。
だから、本当に伝わらないのかどうか、私の文章を判断して欲しいの」

と、少し丁寧に説明したら、「あ、そうなんだ！わかった！」と

「俺はちゃんとふーみんの言いたいことが伝わっているから大丈夫だよ」

と言い換えてくれました。

どこが行き違いなのかを説明した

そして、

「放っておけばいいよって言ったけどね。
私はもう放ってはいるの。
そこを知りたいんじゃないのよ。

私がもし、『こういうことを書かれちゃったんだけど、どう対応したらいい？』って相談したのなら、その答えは「放っておけばいい」でいいんだけど、私は今回、そこを相談してないよね？
だから、そこのアドバイスはいらないの。

私は、私の書いているものが理解できるよー。気にしなくていいよーってヨシヨシして欲しかっただけなの。
味方になって欲しかっただけなの。

だから、内容を読んで、ちゃんと伝わるから大丈夫だよーって言ってくれればそれで良かったの。
その後の、気にしないこと、放っておくことっていうのは、自分で解決できているんだからさ」

と、私の気持ちを少し丁寧に説明しました。

男性は意外に気づいていない

すると彼が

「そうか。
よく男は解決脳、女は共感脳とか言われるけど、その違いがよくわからなかったんだよ。
何をどう言えばいいのかもわからなかったんだけど、そう説明されればわかる！」

って言ったんですね。

私は

え？
その違いがそもそもわかってなかったんだ……

と、心の中でちょっとビックリ。

そこで、私はもう少し説明を加えました。

男性の解決脳・女性の共感脳とは……

「そうそう。男性は、『こういうことがあったんだよ』と話すと、何を相談されていなくても「こうすりゃいいじゃん」って言いたがるじゃない？
でも、それは『これ、どうしたらいい？』って相談されたときだけでいいのよ。
相談されてないのであれば、『そういうことがあったんだねー。それは嫌だったね。大変だったね。でも心配しなくて大丈夫だよ』なんていうことを言って欲しいだけなの。
味方になって欲しいだけなのよ。
なのに、間をすっ飛ばして、結論的なことを言われたら『なんで？』って思うのよ」

「すっ飛ばしてる？」

「うん。こういうことがあったんだよって聞いたら、まずはその内容をきちんと把握することが大切じゃない？
そして何が言いたいのか、何を望んでいるのかを理解してくれるべきって女性は思うんだけど、男性はその辺をみんなすっ飛ばして、『そんなんこうすれば』って言っちゃう。
それって女性から見たら、大切な部分を全部すっ飛ばして答えられてる気がするから、会話になっていないのよ」

「なるほどねー。
今まで、何が違うのかが全然わからなかったけど、そう説明されたら今度からどうしたらいいのかわかったよ。
で、ふーみんが書いているとこがきちんと届いていなかったから、それが哀しいと思ったんだね？
大丈夫だよ。ちゃんと言いたいことは伝わってるから。
俺がそれを理解できれば大丈夫？」

「うん、もうそんなに拘って落ち込んでいるというほどのことではないから、私の書いたものが人に伝わらない文章じゃないってわかったし、私がちょっと嫌な思いをしたことも共感してもらえたからもう大丈夫。ありがとね」

彼とはこんな会話で終わりました。

男性は大体の人が本当に簡単に「じゃ、こうすりゃいいじゃん」って言うんですよね。

この答え方をすぐにしない人を見つける方が難しかったりするくらい、無意識にすぐにそう言われるシーンが本当に多いです。

でも男性自身は、前述の通り『男性は解決脳・女性は共感脳』という言葉を知っている人でも、どんな時にどんな言葉が女性に嫌な思いをさせてしまうのかを理解できていないようです。

女性側もそのことを頭に入れて上手に対応を

男性と女性の感覚は本当に違います。

女性もきちんと理解しておかなければいけないのは、男性は悪気があってそうしているワケではないということです。

別に女性の話していることを適当に聞いているワケでもないし、会話をすぐに終わらせようと思って聞いているワケでもない。

男性としたら、良かれと思ってアドバイスしてくれちゃっているんですね。

でも、女性はものすごく不快な思いをしますよね。

男性の心理を理解できていない女性は思わず

「私はそんな言葉を言って欲しいんじゃないの！
なんで私の気持ちを理解してくれようとしないの！？」

なんて言いたくなります。

でも、それって女性側も男性のことを理解しようとしていないということなるの。

「もう！」ってカッとしてすぐに言葉にしてしまう前に、自分が望んでいることをきちんと言葉にして説明してみませんか？

カッとしたときの言葉って、簡単に相手を否定したり、非難したり……
どんどん言わなくてもいいことまで言っちゃって、まぁ、いい結果は生みませんよね。

男性は「こうやって喧嘩になるから、お前の話を聞くのがイヤなんだよ」っていう気持ちになってしまうし、女性も「これだからあなたとは会話もできないのよ」って思って、お互いに「もう今後はわかってもらおうと努力するのはやめよう」なんて、どんどんひどい方向に考えてしまいます。

これじゃ、もうこの二人は絶対にいい方向に行きませんよね。

男女の違いを理解してきちんと対応して行こうとすれば、いらない喧嘩をする必要もなければ、相手を諦める心配をする必要もないんです。

素直にして欲しいことを「こうして欲しい」と伝えればいい。

上手に伝えるってものすごく大切なことなんですよ。
あなたはそんな努力ができていますか？

日々ちょっと気にかけるだけで後に大きな変化が生まれます

楽イキ！というカウンセリングでは、簡単に人間関係がうまく行くようなコツをお伝えして、どんどん生きやすい自分を手に入れられるアドバイスをしています。

自分を変えるのは性格ではありません。
思考のクセを変えて、ほんの少し行動を変えればいいだけ。

実は私も日々練習をしています。

よくクライアントさんに「え？先生もなんですか？」って驚かれるんですけど、人間って忘れる動物だからね。

気にかけていないと、今まで培ったクセがすぐに顔を出すし、新しいことをすぐに忘れてしまいます。

だから日々、気をつけて「こういうときはどう説明すればいいかな？」「どう伝えたら気持ちよく伝わるだろう？」なんて考えながら言葉を発するようにしています。

いちいちそう考えるのは疲れると思うかもしれないけどね。

考えずに発言して喧嘩になる方がよっぽど疲れるんですよー（笑）

ほんの一瞬考えるだけで、人間関係がどんどん楽になって生きやすくなり、ストレスが軽減されていきます。

私も自分の思考のクセに気づいて、日々練習していくうちに、人との会話も人との関係性もうんと楽になりました。

「こんなときはこんな風に考えればいいんだよ」
「そこを頑張るんじゃなくて、こっちを頑張ってみて」

そんな、皆さんの思考のクセが自然に楽な方向に行くようなアドバイスをしています、

人間関係がなんかうまく行かない……という方は是非ご相談くださいね。

きっとあなたも生きやすくなっていくはずです。