こんにちは。
人間関係アドバイザーの『ふーみん』こと工藤史惠です。
12時~22時 【埼玉県川口市・戸塚安行駅徒歩8分/出張可能/ZOOM等オンライン対応可能】
こんにちは。
人間関係アドバイザーの『ふーみん』こと工藤史惠です。
先日、Facebookの友だちが『自分を変える』ということをテーマにして、こんな記事を書いていた。
以下、引用
【他人は変えられないが、自分は変えられる】
ってスピ系や自己啓発界隈では言うけどさ。
自分の至らないところを見つめるのがすごくしんどくてつらくて嫌だからやりたくないんだよ。
だから他人を変えようとムキになるんだろうなぁ……
自戒をこめて
この投稿にはたくさんのコメントが付いていたから、『自分を変える』っていうことには多くの人が興味あるんだろうね。
私はよく、この『自分を変える』ということってどういうことなのか、ブログやFacebookに書いたり、カウンセリングでもクライアントさんにお話したりしているけれど、なんだかみんな難しく考えすぎなんじゃないかなっていつも思う。
自分を変えること = 性格を変える
って思っている人がなんと多いことか。
それと、自分を変えることに対してものすごく努力が必要なように解説されているところも多いからね。
だからものすごく難しいイメージになってしまうのかなぁって私は懸念している。
これ、きちんと理解したら全く難しいことではないの。
ものすごく簡単なことなので、下記の説明を落ち着いてよんでくださいね~^^
まず第一に理解してもらいたいのは、何といっても前述の通り
「自分を変える=性格を変える」
ではないということ。
それともうひとつ。
無理して自分を押し曲げること
でもないということ。
こういう感じで受け取っている人が多いから、とても難しく感じてしまうんだよね。
自分を変えるって、本当はそんなに難しいことではないの。
まず一番大切な理解は
『人の性格は簡単に変わらない』
っていうこと。
これを理解しないと始まらない。
だから、「性格を変えなきゃ」と悪あがきをしても時間の無駄。
一番変えなきゃいけないのは、思考のクセと言動のクセ。
人の思考は生まれ持った性格+育ってきた環境で、ある一定の動きをする。
自分が敏感に反応するところと、人が敏感に反応するところは全く違う。
自分がどんなことに反応してしまうのかを理解しておくと、感情はクセになっているのですぐに動いてしまうけれど、理性の部分で
「そうじゃないのはわかっているよね?」
と話しかけるだけで、自分の感情をコントロールすることができるようになる。
※何故そんなところで反応してしまうよになってしまったのか……などの思考のクセは『楽イキ!』というカウンセリングで読み解くことができます。以上、宣伝でした^^
でもそれも、いちいちカウンセリング受けたりしなきゃわからないなんて面倒だな~と思うあなたへは、もっとおすすめな方法を伝授すると……
本当に一番簡単で、相手とうまく行くようになる方法は、
言葉を発する直前に、一瞬だけ考えてから言葉を発するようにする
……という新たなクセを付けること。
例えて言うと、パートナーと一緒に居て少しカチンとしたことがあったとき
「ここでこう言ってしまうのは簡単だけど、私はそれで喧嘩したいのかな?」
と考えるクセを付けるということ。
わかるかな?
わかりづらい人のために……もう少し具体的な例を出しましょう。
ちょうどね。
私、最近少しだけ言動が変わったの。
自分でもわかるくらい明らかにね。
それは……お風呂から上がったとき、キッチンに残っていた洗い物を見たときのこと。
今までの私だったらちょっとむくれて
「洗ってくれてもいいのに」
と言うか、もしくは
「私も疲れているのに洗ってくれないんだね」
と嫌味っぽく言うか……
そんな奴でした。
でも、そのときふと考えたの。
「私はそれを言って喧嘩をしたいのかな?」って。
もちろん答えはNO。
喧嘩をしたいんじゃない。
喧嘩なんて疲れるだけだしね。
喧嘩をしたいのではないけれど、少しは気を回してよと思ったことは伝えたい。
さて、どう言ったものか……。
と考えた末に、私は笑いを取ることにしてみた。
「ねーねー。別に、私がお風呂に入っている間に洗い物をしていてくれてもいいんだよ~(ニヤリ)」
この「いいんだよ~」がミソで、ニヤリと笑いながら嫌味っぽくならないように極力明るく伝える。
ついでに
「洗い物してくれても、別にバチは当たらないんだよ~(ニヤリ)」
とまで付けた。
私が笑って言っているものだから、相手も
「洗おうと思ったんだけどさ~」
と笑いながら返して来た。
笑ってしまっているから喧嘩にはならない。
でも私が「洗い物をしてくれてればな~」と思った気持ちは無事に届けることができたようで、その次に似たようなことがあったときには、きちんと洗い物がされていた(笑)
コレ、簡単なようで今までの私にはできないことだった。
こういうことをこちらが先に冗談に持って行くような技は私には持ち合わせてなく、どちらかと言うとすぐに怒って言っていた。
でも、年を取ってきて、喧嘩するのも疲れて来たのか……(笑)
一番最初に喧嘩したくないなって思ったの。
でも思ったことは伝えたいと思って、一瞬考えて、どんな言い方をしたら、喧嘩にならずに受け取ってもらえるかを考えて言葉を発してみた。
こんな小さなこと……何も変わらないと思うでしょ?
でもさっき書いたように、次の機会には相手は洗い物をしていてくれた。
コレ、伝えていなかったときはされていなかったのだから、とても大きな変化じゃない?
と言うか、自分が伝え方を変えたから、相手も変えてくれた成果だよね?
そう。
自分が変わったら相手が変わる
って、実はこんな小さなことから始まるの。
そして、やってもらったときは派手めに喜ぶのももうひとつのコツ。
ありがとうなんてタダなんだから、言う機会があれば大盤振る舞いした方がいい。
「わー!やっておいてくれたんだ~!助かる~!ありがとう~!!!」
くらい喜んであげていい。
これもまた、実は私がとても意識しているところ。
ありがとうってね。
実は結構意識しないと家族間や付き合いの長い人には言わなくなるものなのね。
だから、派手めに伝えた方がいい。
人の思考や言動はクセになってしまっているので、強く言わなくてもいいところで強く言ってしまったり、卑屈にならなくていいところで卑屈に受け取ってしまったり……
実は、自分でもよく気づいていないそんなクセが、一日中付いて回るのが人間です。
無くて七癖って言うくらいだからね。
だからこそ、
「自分はなんでこれがそんなに嫌なんだろ?」
とか
「自分はこういうとき、どうしたいんだろう?」
とか
「自分はこの人とどんな関係でいたいんだろう?」
とか……
とにかく考えることを意識してみることが本当に大切。
だって、
今まで考えていなかったことを考える
って、一番大きな変化じゃない?
実はそれが『自分を変える』ということなの。
この「一瞬考えてから発言する」というのは、どんな人間関係にも有効。
職場の人相手だって、一瞬、どんな風に伝えたらうまく伝わるのかとか、この人との関係性をどうしたいのかと考えるだけで、物事の伝わり方やその人との関係性まで変わる。
よく考えてみたら別に我慢して付き合うほどの人じゃないかもしれないし、損得で考えてみたら粗末にしたら損な人かもしれないから、ここはグッと我慢した方が得だって考えたら、今まではツライと感じていた我慢がツラくなくなるかもしれないし……ね。
考え方の基本は……
損得勘定で考えちゃいましょう!^^
なんか、人間関係とかって損得勘定で考えたらすごく悪い人みたいに聞こえるでしょ?
でも自分にとって、これが損なのか得なのか考えるって、実はとても合理的で全然悪いことではないのね。
損得はもちろん金銭的なことだけじゃない。
例えば、↑で私が変わったと書いた例。
あれは、喧嘩をすることを私は望んでないから、喧嘩になったら私の損。
疲れるしね。
でも、もし喧嘩にならずに「洗い物してくれたらな~」というのが上手に伝わったら私の得。
それに気づいたら「自分の得になるにはどういう言動がいいのか……」ということにもちゃんと気づく。
そしたらそれに基づいて行動するだけ^^
ね、簡単でしょ?
人間関係って自分の損得勘定で考えてもなーんにも悪いことってないの。
もしかして、その考え方を理解するだけでも『自分を変える』ことに繋がるかもしないので、是非じっくり考えてみてね。
因みに……
私は
「私にとって、コレ(この人)に関わっているのは時間のムダだな」
とか
「心身共に疲れて、私自身が可哀想だな(=損)」
と思えたものは手放すことに決めたの。
それからずい分と楽に生きられるようになりましたよ~^^
是非試してみてくださいね。
私のカウセリングではこんな感じのアドバイスをしています。
人間関係に苦しんでいる方。
考え方を変えるだけで、どんどん楽に生きられるようになります。
是非、カウンセリングをお試しくださいね。
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