【対人関係】「言いたいことが言えません」はどうして起こる?どうしたら改善できる?

こんにちは。
人間関係アドバイザーの『ふーみん』こと工藤史惠です。

 

先日、こんな記事を書きました。

【対人関係】言いたいことを我慢したからって人に好かれるわけじゃない
~だったら言っちゃえばいいじゃん~

 

ところが……

[word_balloon id=”5″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]でも思ったことが言えないんです[/word_balloon]

というようなことをクライアントさんからもよくご相談いただきますし、この記事を読んだ方からもコメントを頂きました。

では、今日はなぜ、思っていることを言いたいのに言えないのだろう?ということを考えてみましょうか。

 

なんで思ったことが言えないんだろう?

心の中で思ったことを言いたいのに言えない……

こう悩んでいる人のほとんどが
「自分は気が弱いから……」
と思っていないでしょうか?

中には、
「自分はいい人だ(人がいい)から、他の人を傷つけたくないと思うから言いたいことが言えないんだ」
と自分で結論づけている人もいるかと思います。

 

でも、これ大きな間違いですよ!

間違いというか、ただの勘違い!

 

実はみんな、「言えない」んじゃなくて「言わない」を選択しているだけのことなんですよ~!

 

『言わない』を選択しているってどういうこと?

みんな、自分は言いたいことが『言えない』って思い込んでいるでしょう?

でもそれは『言えない』じゃなくて『言わない』なんです。

 

これは過去に、

言わない方が身のためだ

という学習をしてしまっているからに他ならないんです。

 

つまりは

[word_balloon id=”2″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]言わなければ嫌われないし、反論も言われないし、
自分にとっちゃこっちの方が利口だよね~[/word_balloon]

って学習しちゃっているから『言わない』を潜在意識で選択しているだけってこと。

でも、自分がハッキリとわかる『顕在意識』では、「言いたいと思っている」と勘違いしているからそれを「言えないんだ」と思い込んじゃっているってわけ。

 

人間って、実はいい人なんてほとんど居ない。

自分を含め、周囲をぐるっと見渡しても、みーんな中身は真っ黒なのよ!

 

それを何故かみんな「自分だけはいい人」みたいに思い込みたがって、

[word_balloon id=”4″ size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]自分は気が弱いから、言いたいことも言えないんです[/word_balloon]

とかになっちゃうわけね。

ホントは心の中では
「言わない方が利口なんだよね~」
と無意識に思っちゃっているくせにね。

 

皆さん、このギャップに気づかないから苦しいんです。

もし『言えない』というシーンにぶつかったら、

「あーあ、また言わないを選択してしまった」

と、まずは自覚すること。

そして、自分にはそんな思考のクセが強くあるということに気づき、

「今度は心の中に浮かんだ思いを口にしてみよう」

と改めて意識するところから思考のクセの改善は始まります。

 

今までずっと「どうせ言ったって無駄」とか「言ったら嫌われるかも」なんていう思いで

『言わぬが花』

を選択し続けて来てしまった人は、その思考のクセを取っ払って『言ってみる』ということを選択するのって本当に大変なことです。

 

だって、「言ったら嫌われるかも」っていう思いが先に立つんだもんね?
そりゃ怖いです。

でも一度、思い切って言ってみて。

意外と言ってみても簡単に嫌われるなんてことないし、言っても言わなくても結果ってそんなに変わらなかったり、いや、言った方がいい結果を生むってことがたくさんあるんだっていうことに気づいて行くから。

 

世の中、言わなくてもわかってもらえたり、とても気遣ってもらえたりして、何も言わなくても済むんだったらそんなに楽なことってないけど、実はそんな場面って本当に少ないですよね。

なのにみんな「言わない方が自分のため」って勝手に思い込んじゃってる。

言っても言わなくても変わらないなら、試しに言ってみた方がずっといいのに。

 

なんて言っている私も、本当に言えない……いや、言わないを選択する人でした。

今、そんなことを言ったら

「えー!? ふーみんがそんなはずない!」

って大笑いされるかもしれないけど、いや、結構数年前までそうでしたよ。

言うのってものすごく怖かったもん。

 

でも、思い切って言ってみることにしてみたら、意外にそんなに困ることはなかったし、言っても別にすぐ嫌われるなんてことはなかったし、逆に、

言ってみた方が良い方向に変わる

ことがたくさんあるということに気づいたの。

 

コレ、ほんとだから、勇気出して言うということを少しずつでいいからクセづけるように心がけてみて。

必ず自分も楽になるし、周囲もいい方向に変わっていくから。

 

ただ! ひとつ注意してもらいたいのが、

伝え方に気をつけて

ということ。

 

これについてはまた別の記事に書いて行きますね。

伝え方ってとっても大事!

 

これ、一歩間違えるとしなくてもいい喧嘩になっちゃったりするからね。

少しずつ……少しずつでいいから、思考のクセを改善して、自分も周囲も楽になる人間関係を作って『モテる自分』を手に入れて行きましょうね。

 

 

 

 

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